足ピンオナニーがダメな理由とは?射精できなくなる理由と改善方法を解説

足ピンオナニーは、クセになるとセックスでイキにくくなるため、専門家も控えるよう警告しているオナニー方法です。

なぜ、セックスでイキにくくなるのか。それは、足ピンオナニーは「力み」によって射精しているからです。

一般的にセックスはお互いがリラックスした状態で行います。ほとんどの体位で足ピンオナニーと同様の体勢になることはありません。

射精時についても同様で、必要以上に力を入れません。そのため、足ピンオナニーで射精することに慣れていると、力みの体勢にならないので、セックスで射精できないのです。

改善方法は、イキ癖を変えること、もしくは弱い刺激でも射精できるよう訓練することです。少し時間はかかりますが、射精障害を改善することは可能です。

この記事でわかること

  • 足ピンオナニーとは、足をピンと伸ばし下半身にチカラを入れた状態でするオナニー
  • 足ピンオナニーがクセになるとセックスで射精できなくなる
  • 射精できない原因は、射精≒力みになってしまうこと
  • 体勢を変えたり、ローションを使ったりすることで改善できる
  • 床オナや尿道オナニーがクセになっている人も要注意
目次

足ピンオナニーとは下半身に力を入れ足をピンと伸ばした状態で射精するオナニー方法

足ピンオナニーとは?足ピンオナニーとは、主に下半身、お尻や脚などに力を入れながら、腰を浮かすようなイメージで足をピンと伸ばしたまま性器を刺激し、射精するオナニー方法です。

もっともベーシックなやり方は、背もたれを後ろまで倒して椅子に座り、仰向け状態になる。そしてイク瞬間に下半身にチカラを入れて足ピンオナニーをするとやりやすいです。

男女限らず、足ピンオナニーがクセになっている方はいます。

その多くはオナニーが何なのか知らなかった学生の頃、自己流でオナニーをしていて、それがたまたま足ピンオナニーだったというケースです。

その後、特にオナニーのやり方を変えることもなく、数年が経過し、いつの間にか足ピンオナニーでしかイケなくなったという方もいます。

そして足ピンオナニーがあまり良くないと言われている理由は、力が入った状態でオーガズムを迎えるからです。

足ピンオナニーは癖になるとセックスで射精できなくなる

足ピンオナニーは癖になるとセックスで射精できなくなる可能性があります。

通常セックスはお互いがリラックス状態で行うものです。主に責めを担当する男性目線に立って考えて見ても、背もたれを倒した椅子の上で仰向けになり、足をピンと伸ばした状態と同じ体位はおそらくないでしょう。

つまり、セックスにおいて足ピンオナニーの状態はあまりに特殊すぎるのです。

そのため、一般的な体位ではなかなか気持ち良いと感じることができずに、射精に至らない場合があります。

セックスで射精できない原因は力みが気持ち良さのトリガーになっているため

足ピンで射精したいと思った時、オナニーでは問題なく射精できるのに、なぜセックスでは射精ができないのか?

それは、足ピンオナニーに慣れると「気持ち良いこと≒力み」になるためです。

しかしセックスは相手もいますし、基本的にはリラックスして行うものです、力むタイミンがありほとんどありません。

なので、足ピンオナニーに慣れてしまうとセックスで射精ができないのです。

足の裏や太ももの前面の筋肉に負荷がかかり身体を痛める危険性

また、足をピンと伸ばすことで、足の裏や太ももの前面の筋肉に負荷がかかりすぎてしまいます。

オナニー中に足がつったり、終わってから筋肉痛が出たりすることもあります。

足がつっても別に大したことないと思うかもしれませんが、「足がつる」というのはクセになりやすいです。例えば寝ているときにもつる可能性があり、睡眠不足を誘発します。

日常生活に影響する可能性もあるので注意が必要です。

騎乗位、寝バックでのセックスなら足ピン状態でも射精できる

足ピンオナニーはセックスでいけなくなる話をしましたが、足ピン状態でもイキやすい体位はあります。

それは、騎乗位と寝バックです。あまりおすすめはしませんが、どうしても足ピン状態でセックスがしたい場合は参考にしてみてください。

騎乗位で足ピンセックスする

足ピンオナニーがクセになっていても、イクことができるセックスの体位があります。

それは騎乗位です。騎乗位は男性が仰向けになり、女性が男性の上にまたがるように性器を挿入している体位です。

騎乗位は足ピンオナニーをするときと同じような体勢を作れるため、セックスでもイキやすいです。

寝バックで足ピンセックスする

寝バックは、女性がうつ伏せ状態で寝転がっている状態に覆いかぶさるように後ろから挿入する体位です。

寝バックでのセックスも男性は両足を伸ばした状態で挿入できるため、ハードルは高いですが、他の体位と比べると足ピンしやすいです。

女性に全体重がかかるので、負担になりやすいです。デメリットもあります。

うつ伏せは息がしづらいので、足ピンで寝バックするのはいいですが、パートナーの様子を見ながらセックスして下さい。

イキ癖を変えたり弱い刺激でオナニーすれば足ピンオナニーを改善できる

イキ癖を変えたり、弱い刺激でオナニーすれば足ピンオナニーは改善可能です。

「クセ」は一般的にいつもやっているルーティーンを変更することで、少しずつ改善できます。

それはオナニーについても同じです。まずはいつもどうやってオナニーをしているか?を考え、自分に合った改善方法を見つけましょう。

イキ癖を変えるポイントはオナニーの体勢を変えること

最初に見直すべきところは、オナニー体勢です。

足ピンオナニーがクセになっている多くの方は、椅子やベッドに寝転ぶようなかたちでオナニーをしています。つまり、自然と足ピンしやすい体勢になっているのです。

寝転がると足ピンがしやすい体勢となるので、まずはこれを辞める。両足を床につけ、正しい姿勢で椅子に座り、オナニーをしてみましょう。

正しい姿勢で椅子に座るだけでは解決しません。イク瞬間に足ピンをしては同じですから。

次に重要なのはイク瞬間の足の位置です。イク瞬間、足が浮かないようにしっかりと両足を床につけておく。こうすることで自然と足に力を入れづらい姿勢を作ることができます。

どうしても射精の瞬間に足が浮いてしまう場合は、両足にモノをおいてそれを動かさないようにオナニーすることをおすすめします。

時間がかかってもいいので弱い刺激でオナニーをする

足ピンオナニーを改善するなら、時間がかかってもいいので弱い刺激でオナニーをすることも重要です。

足ピンオナニーが癖になっている方は、イク瞬間足に力が入っているだけでなく、性器に刺激を与えている「手」にも自然と強い力が入っています。つまり、自分が気づかないうちに、思った以上に強い刺激でオナニーをしているのです。

セックスする際、射精できないのは、腟内の刺激では物足りなくなっていることも理由のひとつです。

解決方法は、弱い刺激でじっくりと時間をかけてオナニーをすること。もしかしたら、最初は刺激が足りなさすぎで射精できないかもしれません。しかし、そこは癖を治すための我慢です。

弱い刺激で射精できない場合はローションやオナホールを使う

弱い刺激ではどうしてもイケない場合は、ローションやオナホールを使ってオナニーしましょう。

一番やってはいけないのが、弱い刺激に我慢できず、いつもの足ピンオナニーや性器に強い刺激を与えてしまうことです。途中で甘えが発生してしまうと、いつまで立っても足ピンオナニーから卒業することができません。

ローションやオナホールを選ぶときのポイントは、ヌルヌルが長持ちする商品です。

弱い刺激でオナニーをする場合、どうしても長期戦になります。もしヌルヌルが乾きやすいタイプ選んでしまうと、時間経過とともに、少しずつ強い刺激に変わってしまいます。これでは意味がないので、よりヌルヌルする商品、長持ちする商品を選びましょう。

足ピンオナニーを半強制的に治すには立ちオナニーがおすすめ

足ピンオナニーを半強制的に治す方法、それは立ちオナニーです。

足ピンオナニーに慣れてしまってる人は、足をのばしてでしかイケない身体になっています。

どうしても難しい場合は、まず足を少し開いて立ちオナニーから始めてみると良いでしょう。壁にもたれかかり足を開いてするのがポイントです。

立つことで、両足の太ももやお尻に力が加わります。自然と足ピンオナニーで使う筋肉に力が入らなくなります。

立ちオナニーに少し慣れてくると、イク時やイキそうになったら自然と足の付け根を曲げたくなってくるのです。

最初はどちらか一方の足を曲げてしかイケないかもしれませんが、徐々にどちらの足を曲げてもイケるようになるでしょう。

刺激の種類を変えて強制的に改善するなら前立腺オナニーがおすすめ

ちょっと違った視点から改善するなら、前立腺オナニーへのチャレンジがおすすめです。

そもそも性器と前立腺では刺激の仕方が異なります。刺激の仕方が異なれば、オナニー体勢も自然と変わるので、足ピンオナニーが改善できる可能性が高いです。

前立腺オナニーのやり方は様々ですが、最初は指を使って開発していくのが一般的です。(最初は小指からスタートしましょう)

たっぷりとローションを塗ったうえで、肛門からゆっくりと指を挿入し、直腸の側から前立腺を刺激します。体育座りのような体勢で行うとやりやすいでしょう。

前立腺オナニーは直腸を傷つけてしまう恐れもあるため、事前にやり方をマスターした上で行いましょう。

床オナ、尿道オナニー、電マオナニーは足ピンオナニー同様に射精障害のリスクがある

床オナ、尿道オナニーについても足ピンオナニー同様にやり過ぎると射精障害のリスクがあります。

これらの刺激も一般的なオナニーとは異なり、刺激が強すぎるのと刺激の種類が特殊なので、セックスで射精できなくなる可能性があります。

床オナは膣内の刺激よりもはるかに強いため射精障害につながる

床オナとは、床オナニーの略称で、うつ伏せになって床や布団にペニスを押しつけたり、こすりつけたりしてオナニーする事です。こすりつけオナニーとも言われることもあります。

床オナは、自分の体重を使って性器に圧力をかけるため、強い刺激で快感を得ることができます。それに引き換え、性器に大きな負担がかかります。

また、刺激の強さから勃起をせずに射精できることも床オナの特徴の一つ。膣による締付けよりもはるかに強い刺激のため、射精障害となる可能性もあります。

尿道オナニーは尿道を傷つけたり細菌が混入するリスクがある

尿道オナニーとは、尿道に細い棒状のモノを挿入して前立腺に刺激を与え快感を得るオナニーの事です。

男性の体は構造上、尿道を伝っていくと膀胱に当たります。膀胱のほぼ真下に位置するのが前立腺です。前立腺は男性だけに存在する臓器の一つで、第二の性感帯と言われている部分でもあります。

つまり、尿道に棒状のモノを挿れると直に前立腺が刺激されます。その結果、快感が味わえるのです。

しかし、尿道に異物を入れることで傷をつけたり、細菌が混入するリスクもあり危険が伴います。

電マオナニーによる激しい振動は射精障害を引き起こす可能性がある

みなさんご存知の「電マ」をつかってするオナニーを電マオナニーと言います。

電マはそもそもオナニーのために製造販売されていません。(肩こり解消のためのグッズです)そのため非常に強い刺激(振動)を性器に与えることとなります。

刺激を調節して使用しないと、セックスで射精できない身体になる可能性が高いです。

なぜなら電マのような激しい振動は、セックスではまず体験できないからです。刺激の種類は異なりますが、セックス以上に強い刺激でオナニーをすることになります。

電マに慣れると射精できないのは当然です。