ローションオナニーの魅力はセックスの気持ち良さを疑似体験できることです。
ローションのヌルヌル感、トロトロ感は膣内の感覚に近く、目をつぶれば限りなくセックスに近い快感を得ることが可能です。
そんなローションオナニーのやり方は、適量を手に取り、性器になじませてシコシコするだけ。
刺激が物足りなくなった場合は身近にあるガーゼやゴム手袋を使うことで、刺激に変化をつけることができます。
ローションの選び方は好みによって分かれますが、「粘着性」と「持続性」をもとに選ぶのがいいでしょう。
ペペローションやおなつゆは初めての方にもおすすめできる商品です。
この記事でわかること
- ローションオナニーのメリットはセックスの気持ち良さを疑似体験できるところ
- ローションはオナニーが終わるとすぐに流さないと尿道炎になる可能性がある
- ローションとガーゼ、ゴム手袋を組み合わせると気持ち良さが倍増する
- ローションは皮膚用、潤滑剤は粘膜用という噂は真っ赤な嘘
- ドロッとしたローションが苦手でコスパをもとめるなら「おなつゆ」がおすすめ
ローションオナニーの魅力はセックスの疑似体験
ローションオナニーの一番の魅力はセックスの疑似体験です。
ローションをつけて性器をシコシコすれば、膣内に近い快感を得ることができます。また、性器に過度なダメージを与えずに射精できたり、早漏対策として有能な点もローションオナニーの魅力です。
腟内の快感に近いためセックスを疑似体験できる
ローションでするオナニーはセックスを疑似体験できます。なぜなら、ローションのヌルヌル、トロトロ感は限りなく膣の中に挿入する感覚に近いからです。
一般的なオナニーの場合、当然ですがヌルヌル感はありません。手でシコシコする場合も、陰茎から亀頭にかけて刺激を加えることができますが、亀頭部分も一緒に刺激することは難しいでしょう。
しかしローションがあれば、挿入で感じる刺激と同じように、陰茎から亀頭にかけて一貫して気持ちよさを実感することができます。
より生セックスに近い快感を求めるなら、TENGAがおすすめです。なぜなら、TENGAには愛液の役割を果たすローションが入っており、なおかつ膣内の構造を緻密に再現しているからです。
TENGAはまさに女性器そのものです。まだ一度もTENGAによるオナニーを体験したことがない方は、ぜひ一度試してみてください。
少し握っただけで強い刺激を得られるため性器にダメージを与えない
ローションオナニーは他のオナニー方法と比較しても、性器に優しいオナニー方法と言えます。なぜなら、少し握っただけで強い刺激を得られるためです。
性器にダメージを与えるオナニーとして有名なのが、床オナや寸止めオナニーです。
床オナに関しては、性器に対して物理的に強い衝撃を与えて快感を得るオナニー方法です。確かに気持ち良いかもしれませんが、後々性器が痛くなったり、障害を抱える可能性があります。
寸止めオナニーに関しては、物理的な衝撃はないものの、射精を我慢することで精液が逆流する可能性があります。
これを繰り返すと、勃起しなくなったり、うまく射精できなくなったりするリスクがあります。
一方、ローションオナニーは、少し握っただけで通常よりも強い刺激を得られるため、性器にとっても優しいです。ローション自体も肌に優しい素材で作られているため、炎症を起こしたりするリスクも極端に低いです。
腟内の快感に近いため早漏対策になる
ローションオナニーは早漏対策にもなります。なぜなら、前項目でも紹介したように、膣に挿入する感覚に似ているからです。
刺激が強すぎて我慢ができない場合は、握る手の強さやストロークの長さを調整することで、自分に合った刺激でオナニーができます。
自分のペースで早漏対策ができるので、焦る必要もありません。パートナーと一緒にセックスの場で早漏対策をしようとすると、自分の不甲斐なさからメンタルがやられ今度は射精できない体になってしまう可能性もあります。
そういった面でもローションオナニーは優秀です。
正しいローションの使い方は事前に手を洗い適量のローションを使うこと
オナニーにおけるローションの正しい使い方について解説します。
ローションを使用する前には、綺麗に手を洗い、適量を使うようにしましょう。
手を洗わない状態で、ローションオナニーをすることで尿道から細菌が入る可能性があります。
また必要以上にローションを使うことが、気持ち良いことにつながりません。逆に多すぎるローションは刺激の妨げになります。
ローションを手に取る前に綺麗に手を洗う
基本中の基本ですが、ローションを手に取る前にまずは、綺麗に手を洗いましょう。汚れた手でローションを手に取り、そのままシコシコしてしまうと、尿道から菌が侵入し、炎症等の病気リスクに繋がります。
500円玉程度の量で十分満足できる
ローションを使うときは適量を心がけましょう。ローションはよく伸びるため、思った以上に少量で事足ります。目安としては500円玉程度で十分です。
まずは、500円玉程度のローションでシコシコしてみて、足りないようでしたら、少しずつ追加するようにしましょう。
また、ローションは多ければ多いほど気持ち良いというわけではありません。多すぎると、刺激を感じづらくなりますし、溢れたローションが床に落ちて部屋がベトベトになります。
オナニー後のローションはすぐに流さないと尿道炎になる可能性も
ローションオナニーが終わればすぐにシャワーで流しましょう。少量だからティッシュで拭き取れば大丈夫という考えは危険です。なぜならローションを使うことによって、尿道から細菌が入る可能性があるためです。
筆者自身もローションオナニーのあと、洗うのが面倒で、そのまま朝まで眠ってしまったことがあるのですが、翌朝尿道に激痛が走り、つらい思いをした経験があります。
その後、3日間、おしっこをする度に尿道が痛み、オナニーどころではない状況になりました。病院で診察してもらったところ、軽度な尿道炎でした。
このような経験をしないためにも、ローションオナニーのあとは、すぐにシャワーで流すようしましょう。
ローションオナニーのコツはガーゼやゴム手袋と組み合わせること
ここからはローションオナニーをさらに楽しむためのコツを紹介していきたいと思います。ローションオナニーでさらに刺激を楽しむコツはガーゼやゴム手袋と組み合わせることです。
ガーゼでは、ガサガサした肌触りとローションがあいまって未体験の感覚を味わえます。またゴム手袋を使えば、恋人に手コキをされているような刺激を味わうことができます。
さらに、性器だけでなく同時に乳首も刺激することで、感度がアップするのでおすすめです。
ガーゼやゴム手袋を使ったオナニーがめんどくさいという方には、TENGAがおすすめです。TENGAは片手でオナニーができますし、快感は女性器そのものです。スマホでアダルト動画を見ながらオナニーをしても手を汚すことはありません。
さらに射精後は、そのまま蓋をしてゴミ箱に捨てるだけです。後処理が非常に楽というメリットもあります。
ガーゼとローションを組み合わせることで未体験の刺激になる
ガーゼ単体でオナニーをすると、ガサガサして痛いのですが、ローションを組み合わせることで、気持ち良いオナニーに変わります。シルクやサテンで作られているハンカチや洋服なんかでも代用できます。
少しガサガサした肌触りが、ローションで緩和されてちょうど良い感触になります。素材によって好みが分かれると思いますので、ぜひ身近にあるガーゼや布を使って試してみてください。
どうしてもオナニーに使用できるガーゼや布がない場合はマスクでも代用可能です。素材の目が荒いので、刺激が強くなり気味ですが、同じような感触を楽しむことができます。
ゴム手袋を使えば疑似手コキを再現できる
ゴム手袋とローションを組み合わせたオナニーもおすすめです。やり方はシンプルで、ゴム手袋を両手にはめる→ローションを付ける→シコシコする。です。
ゴム手袋を使ったローションオナニーの良いところは、女の子に手コキをしてもらっている感覚を味わえる点です。ゴム手袋がペニスを包み込む形になるのと、ゴムの感触が第三者に性器を触れていると錯覚させます。
ポイントは、ローションを多めにつけること。ゴム手袋をつけている分、自分の手とは勝手が異なるので注意しましょう。
ローションが少ないと、ゴムのガシガシした感触が強くなり、シコシコしている最中に性器を痛める可能性があります。
若干部屋が汚れてしまいますが、ローションはケチらずに使いましょう。
乳首も一緒にいじれば感度がアップする
ローションを使って性器に刺激を与えるだけでなく、同時に乳首にも刺激を与えることで、さらに興奮度がアップします。
中指と薬指にローションを塗って、乳首下部を刺激させることを意識しつつ、なでる、こする、くるくると回転させる動作により、乳輪と乳首を同時に刺激することができます。
もしくは、手のひらにローションを塗っておっぱいを揉みながら、手の平をくるくると移動させて、乳首を体内に押しつぶしながら乳輪ごと摩擦させて刺激を楽しむ方法もあります。
乳首そのものの快感は若干薄れますが、乳輪を含めた乳首全体に快感をもたらしてくれます。
人肌まで温めておくことで馴染みやすくなる
ローション使用前に人肌まで温めておくことで、性器に馴染みやすくなります。
ローションを一度でも使ったことがある方は分かると思いますが、容器から出してすぐのローションはひんやりと冷たいです。性器の体温が一気に下がり、萎えてしまうこともあります。
人肌程度まで温めてから使うと、性器に馴染みやすいので、気持ち良さを感じるまでが早く、萎える心配もありません。
ローションを温めるにあたって注意しなければいけないのは、電子レンジを使うことです。
温めすぎると火傷するおそれがあります。指先を少し火傷するくらいなら、日常生活にあまり支障はありませんが、性器を火傷してしまうと大事です。
ローションを温める場合は、手に取り、揉み込むようにして温めるのがコツです。湯煎でも問題ありませんが、時間がかかりすぎるのであまりおすすめしません。
ローションが膣の水分を吸収するという噂は嘘
ローションに関するさまざまな噂がネット記事やyoutube上で見られるが、明らかに嘘情報があります。
例えば、ローションは膣の水分を吸収するため膣に悪いやローションは皮膚用、粘膜に使用する場合は潤滑剤といった噂です。これらは間違った情報です。
これらの噂は知識不足から広がっています。正しい知識を覚えることで、正しくオナニーができます。
ローションに含まれるポリアクリル酸ナトリウムは腟内の水分を吸収しない
ローションが腟内に流れ込んでしまうと、水分を吸収してしまうので膣にとって良くないという噂があります。しかし、この噂は間違いです。
ポリアクリル酸ナトリウムは吸水ポリマーに使用されているから、膣内の水分を吸収してしまう!というのが噂の元凶のようです。しかし、これは間違った情報です。
なぜなら、吸水ポリマーに使用されているポリアクリル酸ナトリウムは、「架橋型ポリアクリル酸ナトリウム」と呼ばれるもので、ローションに使用されている、ポリアクリル酸ナトリウムとはまったくの別物だからです。
ローションに使用されている、ポリアクリル酸ナトリウムは水に溶けるが、架橋型ポリアクリル酸ナトリウムは水に溶けないという違いがあります。
ローションと潤滑剤の成分はほぼ同じ
ローションは皮膚用は皮膚にしか使用してはダメ、粘膜に使用する場合は、潤滑剤を使わなければいけない!という噂があります。こちらの噂も間違いです。
なぜなら、ローションと潤滑剤の成分にはほぼ違いがないからです。ローションを粘膜用に使っても問題ありませんし、潤滑剤を皮膚用として使ってもなんの問題もありません
ローションが原因でカンジダにはなるという医学的根拠はない
ローションが原因でカンジダにはなるという噂がありますが、医学的根拠はありません。
まず、カンジダとは女性に多く発症する病気ですが、男性でも稀に発症することがあります。以下が一般的なカンジダの症状です。
- 性器周辺の痒みや熱感、発疹などがみられる(女性)
- 粘度の高い白いヨーグルト状のおりものの増加(女性)
- 排尿時・性交時の痛みがある(女性)
- 男性の場合はまれに尿道炎を起こすことがある(男性)
- 亀頭周辺が赤くなったり、ただれや白い分泌物がみられる(男性)
ローションを使うとカンジダになるという噂についても間違いです。医学的根拠はまったくありません。
AV男優として有名なしみけんさんは、これまで1万本以上のAVに出演しており、その中でほぼ100%ローションを使ってセックスをしてますが、これまで一度もローションでトラブルになったことはないそうです。
ローションは口に入れても害はないが食べ物ではない
ローションは口に入れても害はないが、食べないことをおすすめします。
ローションの大部分は精製水です。精製水とは、殺菌やマグネシウム、カルシウムなどミネラル分をろ過し排除した水のことです。ローションだけではなく、化粧水や医療現場でも、用いられます。
次に多く含まれるのが、ポリアクリル酸ナトリウムです。ポリアクリル酸ナトリウムは例えば、パン、ケーキ、麺類、マヨネーズ等、たくさんの方が普段食べているような食品の中にも含まれています。
つまり、ひとが口に入れても害はない成分でできています。しかし、ローションは食品ではないため、興味本位で口に入れることは避けたほうが良いでしょう。
初めてローションオナニーをするならペペローションやおなつゆがおすすめ
ここまで、ローションに関する知識や気持ち良くなるためのコツについて解説してきました。ここからは実際にどんなローションがオナニーに適しているのか?について、実際に商品を紹介しながら解説していきたいと思います。
初めてローションオナニーをするならペペローションやおなつゆがおすすめです。
粘度の高いローションが好みなら「ペペローション」がおすすめ
ローションといえば、「ペペローション」といっても過言ではないくらい有名な商品です。
商品の特徴としては、比較的ドロッとしていて、粘度が比較的高いのでハードタイプに分類されます。特別乾きやすいわけでもないので、オナニーの時間が少し長めの方でも満足に使用することができます。
粘度の高いローションが好みならペペローションがおすすめです。
ローションに求められるものはすべて備わっているので、はじめてローションオナニーに挑戦するような方はペペローションを最初に試すのはありです。
容量は360mlで、価格は700円程度です。
サラッとしたローションが好みなら「おなつゆ」がおすすめ
おなつゆもローションの中では比較的有名です。ペペローションとの違いは、サラサラしている点です。サラサラしているがしっかりと粘り気もあるので、ローションオナニーには適した商品です。(ペペローションよりは乾きやすい)
サラッとしたローションが好みならおなつゆがおすすめです。
オナニー後もシャワーで軽く流すだけでローションが落ちるので、後片付けは非常に楽です。コスパがよくパッケージが可愛いのも特徴です。
ドロっとしたローションが苦手な方はおなつゆの方が好みかもしれません。
容量は370mlで、価格は500円程度です。
女性の愛液でオナニーするなら「アストログライドレギュラー」がおすすめ
高級ローションの代名詞となっているのが、アストログライドです。
女性の愛液をコンセプトに制作されている商品で、ローションの質でいえば最高級品です。一般的なローションだと、500円玉程度の量を手につけてから性器に塗り込むと思いますが、この商品はほんの数滴垂らすだけでOKです。
女性の愛液でオナニーするならアストログライドレギュラーがおすすめです。
液体のヌルヌルの質が他の商品とは比べ物になりません。オナホールを使ったローションオナニーにも問題なく使用できます。
容量は148mlで、価格は1,600円程度です。
ローションが肌に合わない可能性があるのでアレルギー体質の方は注意する
最後にローションオナニーの注意点をご紹介します。
ローションオナニーをするなら、自分に合った商品を選ぶのがポイントです。肌に合わない商品を使い続けると、肌荒れや性器がかぶれる可能性があります。ローションには大きく分けて3つの種類があります。
ポリアクリル酸ナトリウムを主成分とするローション
その1。ポリアクリル酸ナトリウムを主成分とするローションです。
日本で売られているラブローションのほとんどがこのタイプです。価格は1,000円前後で容量も多いので、一度購入すれば、毎日ローションオナニーをしたとしても1ヶ月程度は持ちます。
ローションのタイプとしてはドロッとしているので、オナニー後はしっかりと洗い流しましょう。
グリセリンを主成分とするローション
その2。グリセリンを主成分とするローションです。
このタイプのローションの特徴は、水に溶けやすく洗い流しやすい点です。なので、膣やアナルに使いたい場合、もっとも選ばれやすいのがこのタイプです。
デメリットとしては、ポリアクリル酸ナトリウムのローションと比べると、価格が高いこと。毎日ローションオナニーしたいという人には、あまりおすすめできません。
植物性のオイルを主成分とするローション
その3。植物性のオイルを主成分とするローションです。
化粧品などにもよく使われるようなタイプのローションといえばわかりやすいでしょうか。そのため、非常に肌にやさしい商品です。
女性によく選ばれるのがこの植物性タイプです。サラサラしているローションなので、粘り気が強いローションオナニーが好きな方にはあまりおすすめできません。