出会い系で会う前に電話ってしたほうがいいの?
サイトやアプリでのメールのやり取りを続けていたとしても、相手にはまだ一度も会ったことがないので「電話してもいいのかな?」「電話した方がいいのかな?」と悩む方も多いでしょう。
それでは、出会い系で実際に会う前に電話して方がいいかどうか。結論から言うと、以下3つの理由で、会う前に電話した方がよいです。
・相手により信頼してもらうため
・会いやすくなるため
・実際に会った時の印象のギャップを少なくするため
1つずつ説明しますね。
▽相手により信頼してもらうため
出会い系サイトに限ったことではありませんが、メールなどの文字ベースのやり取りより、電話で話した方が相手のことをより深く知れますし、電話の方が相手に親近感を持ちやすいですよね。相手の声、しゃべり方、間の取り方、話すリズム、そういったものを感じられれば、相手への理解も深まり信頼してもらいやすくなります。
▽会いやすくなるため
「相手により信頼してもらう」にもつながることですが、電話で話してメールのやり取りをしているときよりも信頼してもらえれば、相手に会いやすくなります。
今や出会い系で恋人同士になったり結婚したりする人が当たり前にいる時代になったとはいえ、まだまだ女性の中には「出会い系は危険じゃないかな? この人と会って本当に大丈夫かな?」という不安を持つ人も多いでしょう。そんなとき、電話で話してその不安を和らげることができれば、当然ながら、相手も会うことへの抵抗が少なくなります。
▽実際に会った時の印象のギャップを少なくするため
これも重要なポイントですね。「会うため」でなく「会った後」の流れをスムーズにすることもできます。
メールのやり取りだけで実際に会ってみると、相手の話し方とかメールではわからなかった性格とかのギャップに驚いて、会ってもうまくいかないことがあります。もちろん、ギャップは必ずしも悪いことではなく、仮に最初はそのギャップに驚いても「よくよく話してみるとメールの時より印象がいいな」なんてこともよくあるでしょう。
けれど、実際会ったあときに(会っている間に)、その驚きから気持ちを立て直すのと、電話したあとに一人になってゆっくり考えてみるのと、どっちが良いかは言うまでもありませんよね。そして、これは相手にとっても同じことです。
電話は、実際に相手に会う前のクッションの役割も果たしてくれます。メールだけではわからないギャップについての驚きを和らげて、実際に相手と会う機会につなげられるわけです。それに、事前に相手のことをより深く知れれば、実際のデートもうまく進めやすくなります。
もちろん、逆のパターンもあります。メールと違って相手の印象が悪かったり、あるいは業者(※)っぽかったりして「会わない方がいいな」と見極められるようなパターンです。
※業者とは
一般会員の振りをして登録し、運営に隠れて援交の斡旋をする組織のこと。
ただ、それならそれで、そんな相手と実際に会って貴重な時間をつぶしてしまうより、そこで会わない方がいいと見極められた方がいいですよね。
▽電話することのデメリットはないの?
電話することのデメリットもないわけではありません。それは自分の声や話し方などに相手がマイナスイメージを持たれてしまうことです。場合によっては、「いっそうのことメールの後に電話せず相手に会った方が、印象は悪くなかった筈」なんてこともあり得るでしょう。
できるだけそんな事態を避けるためにも、電話だからと手を抜くことはせず、実際に会うときと同じくらいのモチベーションと緊張感をもって話をするようにしましょう。このとき自分の性格が変に誤解されてしまったら損です。できるだけ相手に自分のことを分かってもらえるようにしましょう。
▽電話ベタなら電話しない方がよいことも
中には、電話で話すのがどうしても苦手、会ってしまった方がうまく話せる、という人もいるでしょう。あとは自分自身との相談ですが、そういった方はかえって無理して電話しなくてもよいかもしれません。それとはなく、メールで「電話苦手なんだよねー」と伝えられれば、電話しないことで相手から不信感をもたれにくくもなります。
電話で話すのがどうしても得意でなくて、電話でマイナスイメージを強く持たれてしまいそうなら、電話しない、という選択肢をとるのも1つの手です。
どんな事を話せばいいのか?話題やテクニック
さて、いざ電話することになった場合には、相手に悪い印象を持たれたり会話が続かず気まずい雰囲気になったりという事態は避けたいところ。どんなことを話題にするかや、うまく成功させるためのテクニックについて事前におさえておきたいですね。
初めての電話でおすすめの話題や、おさえておきたいテクニックは以下の通りです。
・挨拶と感謝、相手の印象【話題】
・緊張していること【話題】
・仕事や趣味のこと【話題】
・恋愛のこと【話題】
・焦らないで電話のタイミングを見極める【テクニック】
・時間をしっかり決めてから電話【テクニック】
・ゆっくり話す【テクニック】
・聞き役になることを心掛ける【テクニック】
・話題になりそうなことを事前に情報収集しておく【テクニック】
・自分のことはできるだけオーブンにして話す【テクニック】
・最後に食事に誘ってみる【テクニック】
1つずつ簡単に解説しますね。
▽挨拶と感謝、相手の印象【話題】
出会いを求めて出会い系を使っているとは言え、よほどオープンで人見知りしない人でない限り、ネットで知り合った相手に対して女性は少なからず警戒しているものです。また出会い系で知り合った相手との初めての電話なので、緊張もしています。
そこで、その警戒や緊張を少しでも和らげるためにも、最初に何をどう話すかは非常に重要です。ここで失敗すると、そのあとの会話にも大きく影響します。
当たり前のことですが、以下のように、まずは挨拶や時間をとってくれたことの感謝を忘れないようにしましょう。出会い系うんぬん関係なく、一般的なマナーですよね。
男性「もしもし、はじめまして○○です。」
女性「はじめまして△△です。」
男性「電話の時間つくってくれてありがとうございます。」
女性「いえいえ、大丈夫ですよ。」 |
こんな感じですね。しっかり挨拶すれば、とりあえず「普通に話せる人だな」と感じてもらえるので、相手の警戒や緊張をちょっとでも和らげることができます。
それから相手の声とか話し方から、軽く相手の印象を語れると、そのあとの会話へ続けやすくなるのでベストです。たとえば以下のような感じ。
男性「△△さんって、きれいな声されてるんですね。カラオケとか得意じゃないですか?」
女性「えー、カラオケは好きですけど、そんないい声じゃないですよ。」 |
女性は褒められて嫌な気はしないものです。相手から好印象がえられればその分だけ話を引き出しやすくなるのでしめたもの。
ハスキーボイスなら「ハスキーでカッコいいですね。」とか、話し方がゆっくりとして穏やかな感じであれば、「優しく話してくれる方でよかった~。初めての電話で緊張してたんですよ。電話でいい印象もたれること多いんじゃないですか。」なんて、話を続けてみてもいいでしょう。
▽緊張していること【話題】
ネットでやり取りしていただけの相手と初めて電話するときは、出会い系にどんなに慣れている女性でも少しは緊張しています。そこで、あたかも緊張していないかのように下手にカッコつけるより、緊張していることを共有してしまった方が相手にも安心感を与えて親近感をもってもらえます。以下のような感じですね。
男性「初めての電話って緊張しますよね。」
女性「そうですよね~。私も緊張してました。」
男性「あ~、でも△△さん話しやすい方でよかった~。」 |
▽仕事や趣味のこと【話題】
初めての電話なので、最初の話題は仕事や趣味のことなど無難な内容をえらぶとよいでしょう。「仕事から帰るのっていつもこのくらいの時間なんですか?」とか、「△△さんって趣味が映画鑑賞でしたよね。映画って楽しいですよね~。」とか、そんな無難な会話から話を発展させていきます。
たとえば、以下のような感じですね。
男性「△△さんって、いつもこのくらいの遅い時間に仕事から帰るんですか?」
女性「そうなんですよー。仕事が忙しくて。」
男性「お疲れ様です!」
女性「ありがとうございます!」
男性「それじゃあ、もしデートするとしても夜に食事とか、土日とかですかね~。」
女性「そうですねー。そうなっちゃいますねー。」 |
なんてつなげていけば、自然とこちらが一番したいデートの話題とかにつなげられますよね。
▽恋愛のこと【話題】
仕事や趣味の話題でお互いに緊張が解け少し距離が縮まったら、恋愛の話題を振ってみましょう。出会い系で知り合った相手なので、自分にとっても相手にとってもこれが一番知りたい内容である筈です。
恋愛のことを話題にする理由は、相手のことを深く知れるためや、自分のことを相手に知ってもらえるためだけでなく、自分の本気度を相手に感じてもらえるためでもあります。ナイーブな核心をついてしまう可能性もあるので、最初は「どんな人がタイプですか?」とか「デートってどのくらいの頻度でしたいと思います?」とか無難な話題からふるのがおすすめ。
その中で、元カレの話が出たら「ちなみに、どんな理由でその彼と別れたんですか?」って聞いてみるのもよいでしょう。「仕事が忙しいとかであんまり会ってくれなくなった」とか逆に「こっちが仕事で大変なときに会ってほしい、会ってほしいってうるさかった」なんて言う女性もいるかもしれません。
それで相手が異性と付き合うときの価値観が少しでもわかって、今後の役に立ちますよね。また別れた理由が「相手に二股かけられていて」とかで、「それは許せないよね。僕は絶対浮気しないです!」なんて言えたら2人の距離をさらに縮められそうですね。
ただ、繰り返すように恋愛についてはナイーブな部分もあるので、相手が少しでも話すのを嫌がったら、深追いせずに「ああ、変なこと聞いてごめんなさい。もっと仲良くなってから話してくれればいいよ」なんて謝って、さっさと別の話題に移ってしまうようにしましょう。
▽焦らないで電話のタイミングを見極める【テクニック】
電話をするタイミングを焦ってはいけません。サイト上でメールのやり取りをし始めたばかりの段階で電話を急ぐと、がつがつしている人にみられて印象が悪いです。
メールのやり取りである程度信頼ができ、LINEの交換まですすめられたら、ここから電話のタイミングを見定めます。この段階で相手との信頼関係が十分にできていると思ったら、ここで電話も提案してもいいですし、そうでなければ数回LINEでメッセージのやり取りを続けてみてからにします。
▽時間をしっかり決めてから電話【テクニック】
テクニックというか、これは基本ですね。突然電話すると、相手に余計に警戒されてしまいますし、「マナーがない人だな」と悪い印象を持たれてしまいます。逆に時間をしっかり決めてから電話をするようにメッセージのやり取りを進めることで、相手に安心感を与えます。
▽ゆっくり話す【テクニック】
初めての電話で緊張すると、思わずあわてて早口になってしまうもの。そうなれば、その勢いで相手に引かれてしまう可能性もあります。
「やり過ぎじゃない?」と思うくらいゆっくり話すことを心掛けた方が、案外ちょうどよかったりするものです。
▽聞き役になることを心掛ける【テクニック】
これは特に重要です。電話やデートでの主役はあくまで女性。電話ではあんまり自分のことは話し過ぎず聞き役に徹するようにします。仕事のことや恋愛のことでも、自分のことを話すのは、相手が話しやすい雰囲気をつくったり話を引き出したりするため、という点を心掛けましょう。
相手の話を聞くときは、「へ~、そうなんですねー。」とか、話に興味を持っていることを態度で示すようにします。また「それは嫌だよね~。」とか、「それ楽しそうだね!」とか、感情をのせて話すようにしましょう。
▽話題になりそうなことを事前に情報収集しておく【テクニック】
これもテクニックというか基本中の基本ですね。仕事や趣味の話題など、相手のプロフィールや掲示板の投稿内容、所属しているコミュニティー、それまでのメールのやり取りなどから、できる限り話題収集しておきます。
たとえばライブへ行くのが趣味の女性なら、少なくとも相手の好きなアーティストの情報をググって調べておきましょう。可能であれば公式サイトやYouTubeなどで楽曲を聴いてみて、良いと思うポイントを2・3見つけておくと話題を広げやすいです。
▽自分のことはできるだけオーブンにして話す【テクニック】
これも重要ですね。たとえば恋愛のことを話すときに、自分のことをあんまり話さないのに相手にだけ話してもらうなんてことできないですよね。自分が話さなければ、相手も話したくなくなります。
そこで、できる限り自分のことはオープンに話すようにします。もちろん、だからといってどうしても話したくないことまで話す必要はありません。
それからたとえば恋愛の話をしていて元カノと別れた理由を聞かれた場合に、それが自分の浮気であれば事実をありのまま話す必要もないです。(話さない方が良いです)
たとえば浮気してしまった理由が、元カノが忙しいなどであんまり会えなくなった、とかであれば、「お互いに忙しくてすれ違いが多くなっちゃたんだよね」みたいにそらすのもよいでしょう。「すれ違いが多くなった」は、別れた理由として嘘ではないですよね。
▽最後に食事に誘ってみる【テクニック/話題】
電話で距離が縮まれば、最後に軽く食事に誘ってみるとよいでしょう。ここまでくれば、食事程度ならあっさり断られてしまう可能性は低いです。気軽にランチとか、相手がお酒好きならお酒がおいしく飲めるお店で食事をするのもいいかもしれません。
ただ、ここでも相手が乗り気でなかったら深追いをせずに、メールや電話を続けることだけ約束して、おとなしく次の機会につなげるようにしましょう。
こんな電話内容はNG
上で書いたのは逆で、挨拶とか感謝とかなく最初からあんまり馴れ馴れし過ぎるのも女性に敬遠されてしまいます。それから、事前準備をせずに相手に電話して話が続かないのもよくないですし、上で書いたように慌てて早口になってしまうのもマイナスな印象をもたれてしまいます。
初めての電話では特に事前の準備をしっかり整えて、慌てずにすむように自信をもってのぞめるようにしましょう。
それから、相手を褒めることはよくても、相手のコンプレックス的なところにふれてしまうなど、相手をイジるのは早過ぎます。笑い芸人のようにトークに相当な腕があって、相手のコンプレックスを笑いにかえられるような自信がなければおすすめできません。無難に相手のことを褒めて、印象良く電話を終えるようにしてください。