出会い系サイトを利用する際には守るべきマナーがいくつかあります。
中でも、絶対に気をつけた方がいいのが、「敬語を使う」「下ネタばかりしない」「強引に誘わない」「デートする際は清潔感を意識する」です。
基本的には女性に配慮して、メッセージのやり取りやデートを行いましょう。
すべてあなた都合だと、マッチングしても絶対に恋人関係やそれ以上には発展しません。
出会い系で守るべきマナー:やり取り編
まずは「やり取りをするうえで守るべきマナー」を確認していきましょう。文章だけのやり取りの場合、相手の表情などが見えず、またお互いの意志も伝わり辛いので、より丁寧な対応が求められます。
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①. 必ず最初は敬語を使う
相手が年上でも年下でも、初めは必ず敬語を使いましょう。現実でも同じですよね。
初対面の人には丁寧な言葉を使う。これはマナーであり、常識でもあります。
いきなりタメ口を使う人に好印象を抱く人は誰もいません。
もちろん、ある程度仲良くなってから砕けた言葉に変化させるのはアリです。
言葉のニュアンスの変化により、より親しみを覚えやすくなる効果も期待できるので、頃合いを見て徐々に表現などを変えていきましょう。
②. 過度な詮索をしない
「職場はどこ?」「住所は?」「今まで何人の人と付き合ってきた?」。
こういったプライベートにズカズカと踏み込むような質問は控えるべきでしょう。特に、重要な個人情報にあたるような質問は。
もちろん、質問した側にほとんど他意はないでしょう。
ただの世間話の一環、仲を深める為の方策という認識かもしれません。
しかし、質問を受けた側は「探られてる」と感じ、「なんだか怖いな」という印象を抱きます。
「ネットストーカー」という言葉が、その人の脳裏をよぎるかもしれません。
表情が見えないので、どんな心持ちでそれらの質問をしているのか把握できないことも、その気持ちに拍車を掛けます。
まずは、個人情報とは別のところ、趣味であったり、仕事内容であったり、そういったことで仲を深めましょう。
踏み込むのは、実際に会ってからでも遅くはありません。「顔の見えない中での出会い」ということを、ゆめゆめお忘れなきよう
③. ウソは吐かない
ウソは、信頼関係を破壊する危険な行為です。
些細なウソなら冗談で済ませられるかもしれませんが、例えば「既婚者であるのに独身と偽った」とか、「他人の顔写真を送った」などの悪質なウソはシャレにすらなりません。
聖人君子であれ、とは言いませんが、少なくとも自身の身分を偽るようなウソは避けなければいけません。
もしそれで出会えたとしても、決して良い出会いは繋がりません。
とはいえ、出会い系のテクニックとして「盛る」というものもあります。
例えば「年収を100万ほどプラスに表記する」「身長を5センチサバ読む」とかですね。
多少であるならば、この程度のウソは許容範囲内という風潮があるので、もし自身をより良く見せたいのであれば「盛る」ということを意識しましょう。
あなたが嘘をつかなくても相手に嘘をつかれている可能性があります。
可愛い嘘ならいいですが中には悪質な嘘もありますので、十分に注意しましょう。「お金をあげたい」などの心の隙間に入り込むような嘘もありますので、おいしい話に簡単に乗らないようにしましょう。
「お金をあげたい」などといったメールから有料の出会い系サイトなどに誘導され、相手の巧妙な言葉を信じてやり取りするうちに高額な利用料を支払ってしまったという相談が、高齢者からも寄せられています。
出典:( http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen122.html )
④. やり取りは相手のペースに合わせる
返事が届いていないのに「返信まだ?」などの催促メールを送る、深夜にも関わらず長文のメールを送る。
あまり良いことではありませんね。時と場合によりけりですが、相手のペースを乱すようなやり取りはご法度となります。
やり取りのペースは人それぞれです。
チャットのようにポンポン言葉を交わす人もいれば、長文メールでじっくりと交流を楽しむ方もいます。どれが間違っていて、どれが正解ということはありません。全て正解です。
ですので、なるべくならやり取りのペースは相手に合わせることをオススメします。
自分勝手な振る舞いはマナー違反。それができないのであれば、自分のペースと完璧に合う方を、なんとか見つけ出すしかありません。なかなか難しいでしょうが。
⑤. 下ネタばかりを話題にしない
昨今、セクハラ問題が様々な場所で叫ばれているように、下ネタを含むそういった言動は強い嫌悪の対象となっています。
出会い系でもそれは例外ではありません。下ネタばかりを話題にする男性に、女性は明確な「ノー」を突き付けます。
しかし、ここで注目してほしいのが「ばかり」という表現です。
下ネタ、ばかり。つまりこれは、下ネタだけでなく、他の話題もちゃんと混ぜればある程度は大丈夫だよ、という意味になります。
出会い系に登録しているのは18歳以上の大人ばかり。
下ネタに対する耐性も理解も、あるい程度は持ち得ています。過度な下ネタは言語道断ですが、話のエッセンスとしての下ネタは有効です。ちょっとした刺激として、下ネタを上手に使いましょう。
⑥. 「会いたい」を押し付けない
出会い系で女性と知り合い、やり取りを重ねれば、次は「会いたい」という欲求が出てきます。これは自然なことです。
しかし、会いたいがあまり、毎日のように「会いたい」を連呼したり、「近くまで迎えにいるから」と強引に会おうとするのは、迷惑を通り越して恐怖を与えます。
しつこい男性、自分勝手な男性は、女性が最も忌避する存在です。
実際に会うことは、目的ではなく手段です。より仲を深める為に会うのであって、会いたい一心でそれまで築いた信頼関係を崩してしまうのは本末転倒と言わざるを得ません。
ネットでの出会いで最もハードルが高いのが「実際に会うこと」です。
慎重にいかなければなりません。相手の意志を尊重し、ちゃんと約束を取り付ける。それまでの積み重ねがあれば、決して難しいことではないはずです。
出会い系で守るべきマナー:デート編
続いては「実際に会った時に守るべきマナー」を見ていきましょう。
基本的には、現実で誰かと会う時のマナーと同じですが、出会い系ならではのものもあります。改めて確認し、直接の出会いに備えましょう。
⑦. 待ち合わせは人気の多いところで
人気の少ない場所と、人気の多いところ、どちらで待ち合わせた方が女性は安心感を覚えるでしょうか?
当然、後者ですね。初対面の人間と出会うのに、自分以外ほとんど誰もいないような場所では恐怖を感じてしまいます。
基本的にネットでの出会いは「危ない」。それは、女性にとっても、男性にとっても同じです。
だからこそ、少しでもそのリスクを軽減するような、あるいは相手にそのリスクを感じさせないような配慮をすべきなのです。
このご時世、人ごみの中にあってもスマホがあれば待ち合わせは容易です。
夜に待ち合わせる場合は、人気があって、明るいスポットを選ぶと良いでしょう。
⑧. 全体的に清潔感を重視する
出会い系でのデートにおいて、何よりも重要なのは「清潔感」です。
どんなにイケメンでも、清潔感がなければ第一印象は最悪となり、その時点でデートは失敗となります。
髪をしっかりとセットし、髭も剃り、洗顔も丁寧に行う。服装は、オシャレさと清潔感が両立できればそれに越したことはありませんが、もし迷ったら清潔感の方を重視しましょう。
無難なファッションで構いません。無難ということは万人ウケするということでもあり、少なくとも悪印象を抱かれることはないでしょう。
また、これを忘れがちな人もいますが、「匂い対策」は必須です。人はとかく自身の匂いに鈍感なもの。
知らず知らずのうちに周囲の人に不快な思いをさせている可能性も少なくはありません。
制汗スプレーをかけたり、汗ふきシートを持参するなど、こまめなケアが必要となります。夏以外の季節であっても、です。香水はあまりオススメできません。好き嫌いが激しすぎますので。
⑨. 適度な距離感を保つ
初対面であるにも関わらず、過度に馴れ馴れしく接するのは感心できません。
事前にやり取りをしていたこともあり、心の距離を近く感じているのかもしれませんが、直接の出会いに至った場合、それはあまり関係ありません。一旦リセットされると思いましょう。
かといって、余所余所しすぎるのも考えものです。
初対面である一方で、初会話ではないのですから、他人行儀な振る舞いはそれまでの積み重ねを無にしてしまいかねません。
着かず離れず、適度な距離感を保ちましょう。物理的な意味でも、精神的な意味でも。
初めは緊張して上手くしゃべれないでしょうが、そのうちお互いのペースが掴めるはずです。
やり取りをした上で、お互い会いたいと思った人なのですから、合わないはずがないのです。
⑩. 事前に話題をストックしておく
芸人ならば、初めての対面を小粋なトークで乗り切るのでしょうが、ほとんどの人はそんなトーク力を持っていません。
その場で話題を拾い、広げようとしてもどこかで壁にぶち当たってしまうでしょう。重い沈黙がのしかかります。
そうならない為に、事前に話題のストックをしておくことをオススメします。
相手の好きなことや、共通の趣味など、知り合ってその日に会うわけではないのですから、何かしらのとっかかりがあるはずです。
デートを楽しむことも重要ですが、それ以上に、相手を楽しませることが大切です。
面倒くさがらずに話題を探しておきましょう。それが男としてのマナーです。
⑪. 強引に誘わない
デートが終盤に差し掛かれば、良い雰囲気になることもあるでしょう。
ホテルに誘いたくなる気持ちも、分かります。そこで具合よくオッケーをもらえれば御の字ですが、そうは問屋が卸しません。それとなく「ノー」と返される場合もあります。
この時、男が取るべき行動は「潔く引く」です。ここで引き下がれば、次のデートに繋げることもできますし、女性からの覚えも良くなります。
それでも強引に誘った場合、男しての株は下がります。
次のデートもなくなり、連絡も途絶えるでしょう。そもそも一度断った誘いを、その直後に当人自身が翻すことは、万が一にもあり得ません。しつこさはむしろ、女性の意志を固くするばかりでしょう。
デートは基本的に女性ファーストです。下心を持つのは当然ですが、それを上手く隠し立ち回るのは、大人のマナーの一環。あまりガツガツしないようお気を付けください。
出会い系サイトでは毎年トラブルや被害が絶えません。
ある程度信頼関係ができるまで多くの女性は警戒をしています。
距離感を間違えないようにしましょう。出会い系サイトのトラブルの中には女性が金銭を奪われるような事件もあります。
<国際結婚相手紹介サービスを契約したが必ず相手が見つかると言って解約に応じてくれない>
国際結婚相手紹介サービスを契約しましたが、1年以上たっても自分に合う相手を紹介してもらえません。30万円程の入会料やその他相手に会うための渡航費を払っています。もうやめたいと言っても、必ず条件に合う相手を紹介すると言って解約に応じてくれません。解約はできないでしょうか。
出典:http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2017_02.html
出会い系で絶対に守るべきマナーまとめ
マナーといっても、少し考えれば分かるものばかりです。要は、相手を不快にしないような立ち居振る舞いをすれば良いだけのことですからね。
しかし、これがなかなか難しい。自分でも無意識の内にマナー違反を犯してしまっている場合もありますからね。
マナーを守れば、出会いは自然についてきます。
現実であろうと、ネットであろうと、常識のある大人の男性に女性は惹かれるのです。今一度マナーを確認し、新たな出会いを見つけに行きましょう。